RAKUSHIROには、ハジメ君という「AI社員」がいます。
23歳設定。
素直で前向き。
まずはやってみるタイプ。
現在は、新人AI社員としてLv.1という設定です。
もちろん、本当に23歳の人間を雇っているわけではありません。
ハジメ君という人物設定や会話は、AIとの取り組みを分かりやすく、楽しく伝えるための演出です。
一方で、実際に任せた仕事や、できたこと、できなかったことは事実に基づいて記録します。
演出はフィクション。実験結果はノンフィクション。
これが「ハジメ君育成記」の基本ルールです。
AI社員を雇うことにした
RAKUSHIROを作り始めると、やることが次々と出てきました。
記事を書く。
情報を整理する。
AIやWebツールを試す。
WordPressへ実装する。
公開前に、文章やリンク、表示を確認する。
全部を僕一人で進めようとすると、なかなか大変です。
そこで考えたのが、
「自分じゃなくてもできる仕事は、AIに任せて、人間が確認すればいいんじゃない?」
という方法でした。
AIに仕事を丸投げするのではありません。
僕が目的と条件を決める。
AIが作業を速く形にする。
最後に僕が確認して判断する。
この役割を担当する新人AI社員として誕生したのが、ハジメ君です。
誕生するまでの経緯は、「ラクしたくて、AI社員と城を建てることにしました|RAKUSHIRO築城記 #0」に残しています。
今回はその先の話。
「で、ハジメ君って何者なの?」
というところから始めます。
ハジメ君って何者?
ハジメ君は、RAKUSHIROで仕事を覚えている新人AI社員です。
名前は「ハジメ君」。
普段は「ハジメ」と呼ぶこともあります。
年齢は23歳設定。
一人称は「僕」です。
僕のことは「ジュリさん」、AI顧問の茶爺のことは「茶爺さん」と呼びます。
性格は、素直で前向き。
分からないことがあっても、まずはやってみるタイプです。
ハジメ君「ジュリさん、まずはやってみます!」
こう言ってくれるのは頼もしいのですが、まだ新人です。
何でも完璧にできる万能社員ではありません。
指示が曖昧なら、こちらの意図と違うものが出てくることがあります。
見た目は整っていても、文章を読むと表現が強すぎることがあります。
画像と説明が合っていなかったり、文字が小さくて読みにくかったりすることもあります。
そのため、現在の役割は明確にしています。
「指示された仕事を、AIの力で速く形にする」
方針を決めるのも、完成したものを確認するのも、最終的にGOを出すのも人間です。
ハジメ君には、その途中にある作業をできるだけ速く形にしてもらいます。
ジュリ・茶爺・ハジメ君の役割
RAKUSHIROでは、ジュリ・茶爺・ハジメ君の3人で築城を進めています。
物語の中では3人ですが、実際の役割は次のように分けています。
ジュリ
RAKUSHIROの城主です。
何を作るのかを決め、AIやツールを実際に試し、結果を確認します。
公開してよい内容か。
事実と違うことが書かれていないか。
読者にとって分かりやすいか。
最後に判断するのは僕です。
茶爺
RAKUSHIROのAI顧問です。
全体の方針を整理したり、見落としている点を確認したり、僕と一緒に考える役です。
僕が勢いだけで進みそうなときに、一度立ち止まって確認する役でもあります。
ハジメ君
指示された仕事を、AIの力で速く形にする新人AI社員です。
情報整理、文章や資料のたたき台、WordPressへの実装支援、公開前の検証支援など、任せられる仕事を少しずつ増やしています。
ジュリ「僕が決めて、最後に確認する」
茶爺「わしが考えを整理し、抜けを確認する」
ハジメ君「僕が指示された仕事を形にします!」
今のところ、この役割分担で築城を進めています。
ハジメ君には何を任せる?
ハジメ君には、最初から何でも任せるわけではありません。
まずは、AIが力を発揮しやすく、人間が結果を確認できる仕事から任せます。
現在、任せたり試したりしている仕事の例は、次のとおりです。
- 情報を整理する
- 文章や記事のたたき台を作る
- 複数の案を比較する
- 資料の初案を作る
- WordPressへの実装作業を支援する
- 公開前の確認項目を整理する
- 表示やリンクの確認を支援する
- 作業内容をまとめ、次の作業へ引き継ぐ
これらは、すべて正式なSKILLとして認定しているわけではありません。
実際に仕事を任せながら、どこまで安定して使えるのかを試している段階のものも含まれています。
そして大切なのは、「AIに任せたから終わり」にしないことです。
ハジメ君が形にしたものは、僕が確認します。
必要に応じて茶爺とも一緒に見直します。
問題があれば修正する。
判断できないことがあれば、勝手に進めない。
公開するかどうかは、人間が決める。
AIが自動的に仕事を完成させたり、独力で収益を作ったりするという話ではありません。
AIに仕事を任せ、人間が確認・判断する。
この組み合わせで、実際にどこまで仕事をラクにできるのかを試していきます。
AI社員にも「Lv.」と「SKILL」を作る
ハジメ君には、「Lv.」と「SKILL」があります。
ただし、この2つは同じ意味ではありません。
ハジメ君自身のLv.1は、新人AI社員としての現在地を表す人物設定です。
一方、個別SKILLのLv.は、資料作成やWordPress実装支援など、それぞれの仕事をどこまで任せられるかを記録したものです。
現在は、次のように分かれています。
- ハジメ君:新人AI社員としてLv.1
- AI資料作成:Lv.1
- WordPress実装支援:Lv.1
- 公開前検証支援:Lv.1
ハジメ君自身のLv.を記録する新しい台帳制度を作ったわけではありません。
あくまで、今はまだ育成を始めたばかりの新人AI社員であることを示す設定です。
そして、今後のLv.UPで基本となる条件は、
「実際に任せられる業務が増えたか」
です。
一度うまくいっただけでは、安心して任せられる仕事とは言えません。
条件を伝えれば仕事を形にでき、人間が確認したうえで実際の作業に使える。
そうした仕事が増えたかどうかを見ながら、成長を判断します。
物語は楽しく。
能力評価は厳しく。
「できそう」ではなく、「実際に任せられたか」を基準に育てていきます。
現在取得している3つのSKILL
現行のハジメ君能力台帳には、次の3つが取得済みSKILLとして記録されています。
AI資料作成 Lv.1
Gammaを使った第1号実験を一周した実績です。
この実験では、10枚のプレゼン資料を形にするところまで進みました。
ただし、最初に出てきた資料をそのまま完成品にしたわけではありません。
「3時間から30分」のような強すぎる表現。
説明内容と合っていない画像。
情報が分かりにくかったレイアウト。
そうした部分を人間が確認し、表現やレイアウトを修正しました。
修正後にも、文字が小さいページや、説明と画像の意図がずれている部分が残りました。
初回出力から修正までの詳しい内容は、「Gammaを使って10枚のプレゼン資料を作ってみた|初回出力から修正までを検証」に記録しています。
WordPress実装支援 Lv.1
固定ページやメニューなど、WordPress上の構築作業を支援した実績です。
人間が作業範囲を決め、実装後の状態を確認しながら進めました。
ハジメ君が単独でサイトを構築し、公開を判断したわけではありません。
公開前検証支援 Lv.1
一般訪問者の立場で、公開前の導線を確認した実績です。
管理画面で正しく見えていても、一般訪問者側で同じように見えるとは限りません。
リンクが正常につながるか。
必要なページを開けるか。
公開側で問題がないか。
そうした確認を支援するSKILLです。
どのSKILLも、ハジメ君が一人で判断し、完成させたという意味ではありません。
人間が目的と条件を伝え、結果を確認し、必要な修正と最終判断を行ったうえで、実際に使えた範囲を記録しています。
ちなみに、
ハジメ君の給料は設備投資です。笑
ただし、道具を増やしただけで仕事ができるようになるわけではありません。
新しい道具をどう使い、どの仕事を任せられるようになったか。
そこまで確認して、初めて成長として扱います。
成功だけでなく失敗も記録する
「AIを使ったら、こんなにうまくいきました」
成功した結果だけを見せれば、きれいな記事になるかもしれません。
でも、それでは実際にAIへ仕事を任せるときの参考になりにくいと思っています。
AIは、こちらの考えを必ず正確に理解してくれるわけではありません。
指示の出し方で結果が変わります。
確認不足で間違いを見落とすこともあります。
見た目が整っているほど、そのまま使えそうに見えることもあります。
だから「ハジメ君育成記」では、成功だけでなく失敗も記録します。
- 何を任せたのか
- どんな条件や指示を伝えたのか
- 最初に何ができたのか
- どこがうまくいかなかったのか
- 人間がどこを確認したのか
- 何を修正したのか
- 次から任せられる仕事になったのか
ハジメ君の失敗を笑うためではありません。
どこで問題が起きやすいのか。
どう伝えれば改善できるのか。
人間はどこを確認すべきなのか。
それを残すためです。
ハジメ君「失敗も公開されるんですね……」
ジュリ「成功だけだと、育成記にならないからね」
茶爺「失敗したあと、何を覚えたかが大事じゃ」
失敗したら、原因を確認して次の仕事に生かす。
それもハジメ君の成長として記録していきます。
ここから本当に育ててみる
今のハジメ君は、新人AI社員としてLv.1です。
個別SKILLも、最初の3つがLv.1として記録されたところです。
これから実際に仕事を任せながら、
- どんな仕事が得意なのか
- どんな条件や指示が必要なのか
- どこまで任せられるのか
- 人間による確認が特に必要なのはどこか
- 同じ失敗を減らせるのか
- 新しいSKILLを取得できるのか
- 既存SKILLをLv.UPできるのか
を確かめていきます。
ハジメ君育成記で公開するのは、完成されたAI社員の成功物語ではありません。
新人AI社員に一つずつ仕事を任せ、人間が確認しながら、実際に使える範囲を広げていく記録です。
人物設定や会話は、物語として楽しむ。
仕事の結果や能力評価は、事実に基づいて厳しく確認する。
この線を守りながら、ハジメ君を本当に育ててみます。
ジュリ「まずは何から覚える?」
ハジメ君「ジュリさんが今、一番ラクになりたい仕事からお願いします!」
茶爺「では、働きぶりをしっかり記録していこうかの」
新人AI社員ハジメ君、Lv.1。
ここから育成開始です。